■ 「薪ストーブ最高」 野口 一郎さん

【季刊誌50号記念企画「あの人は今・・・」 No.2 薪ストーブ最高 野口 一郎さん】

我が家の暖房は15年前より、もちろん薪ストーブです。自分は寒いのが好きで富士見町に来ました。(冬季マイナス15~17℃)
当初薪ストーブの他に電気、ガス、石油ストーブも揃えたがほとんど使用せず、薪ストーブは最高です。年費としたらちょっと。今は薪を多くの人達より調達できるようになったので助かっています。我が家はイントレピッドⅡ。この薪ストーブは28畳くらいと聞いてますが、我が家は上下で40畳ほどがこのストーブで十分暖まります。室内温度を20℃以上に出来るので自分は年間通じてTシャツかノースリーブで過ごしています。

10月下旬から6月中旬まで薪ストーブは大活躍。5、6月の雨天には洗濯物を室内に干す為。その他、魚や肉もストーブの炉内で焼いています。室内に煙も出ないし、焼き上がり最高!またストーブの上では常に8リットルと3.7リットルのヤカン、2リットルの茶釜が乗っているのでお湯はすぐ使えるし、茶釜においてはフタを常に外し、蒸気を出させ室内の乾燥を防止してます。さすが薪ストーブという感じです。

調達できる薪は雑木。その為、灰はかなり出ますが、近くの農家の畑にあげたり、自分の畑にも使っています。灰はじゃが芋を植える時に切り口面に付着させ腐り防止にしたり、山菜の灰汁抜きにも使います。バーベキューをした時には網や鉄板の焦げ取りにも使っています。自分にとって灰は正に薪ストーブからの贈り物。いや・・・煙も素晴らしい。もう一台の薪ストーブは外の屋根下にあり、その煙を燻製室へ送り込み、魚や肉に燻しています。冷薫は少々面倒なので自分は温薫に近い造り方+自己流。燻製の話もしたかったのですが・・・この話は100号記念にとっておくことにして、薪ストーブの件終了です。

スタッフからのコメント

野口さんには1999年12月に発刊した4号にインタビュー形式にてお話をいただきました。都会育ちの人間には珍しく、「寒いのが好き!」との理由から相模原市より富士見町へ移住してきた野口さん。家を建てる時に徹底的にリサーチを行い、暖房は薪ストーブと決めてました。
置から3年半後にインタビューした時にも薪ストーブは住環境にやさしい暖房器具で、悪い点は特に思いつかない、『薪ストーブ最高!』と言ってました。野口さんと言えば、うちの店に来る時も本当に年がら年中半袖かノースリーブ!ここだけの話、新人スタッフに野口さんのことを教える時には「ノースリーブのヒゲのおっちゃん」で教えていまぁす。(笑)