■ F400 vs アンコール  (岸川 みゆき さん)

7年前に蓼科ビレッジの山荘に薪ストーブを入れてから、我家のストーブライフが始まりました。当初は殆どストーブについての知識もなく、カッコよさで深緑のヨツールF400を選びました。その秋にストーブ大学で勉強したチェンソーの目砥ぎ、薪ラック製作は非常に役に立っています(今までに私一人で5個作りました)。

使い始めると、もともと焚火が好きな主人は静かにゆらめく炎の美しさに感動。暖かさだけでなく、操作が意外に簡単であること、炉内での料理などの楽しみも発見でした。

二人で敷地のカラマツを倒し、玉切り、薪割りなども大変ながら、なぜかイヤでない、薪棚を眺めるとなんだか幸せ、薪ストーブって考えたら時間もお金も体力も使うんですが、それを上回る不思議な魅力があるんですよね。ストーブ本体だけでなく斧や薪でさえ、何とも美しい。家電製品には絶対にない本物の力といったらいいでしょうか。どんなにデザインが良くてもTVが美しくないのと同じです。

また、ストーブがご縁で2階ギャラリーで絵の展覧会を開催することになったり、ランプライターの表紙絵を描かせていただくなど、どんどんお付き合いが繋がっていきました。お店とお客の関係だけでは終わらないのがストーブハウスさんです。

京都から当初考えた以上に足しげく蓼科に通うことになった理由の一つは、薪ストーブを設置した事だと思います。

そうして、ついに昨年、こんなに通うなら信州に住んでしまおうと決心。安曇野にログハウスを建て、2台目はやっぱりこれかな!とアンコールの登場。マットブラックがまたいい感じなんです。平日は安曇野でアンコール、週末は蓼科でヨツール、うーん、ぜいたくですねぇ。

今のところ、操作性、オーロラ炎の美しさで主人はヨツール派、上から薪を入れられる便利さ、お料理に使いやすい事などで私はアンコール派です。

2台のストーブのお医者さん、中野君、末永くよろしくお願いしますね。

スタッフからのコメント

充実した薪ストーブライフを送る岸川さんご夫妻。いつも仲が良いお二人なので、ぜいたくな派閥争いで夫婦ゲンカにならない様にご注意下さいね!(笑)
(スタッフ:中野)