■ 薪ストーブ1年生 (村木 勤恭さん)

薪ストーブに初めて出会ったのは、今から9年前のことです。結婚して間もない頃に、雑貨好きの奥さんに連れられて、ストーブハウス蓼科店に入ったときのことでした。火の入った暖かい薪ストーブ、さらには斧やダッヂオーブンなどすべてのものが新鮮に映り、一瞬にして虜になってしまいました。

我が家を新築するにあたって、主暖房は絶対に薪ストーブと決めていたので、家のプランニングの段階から、ストーブマンの中野さんにはいろいろとアドバイスを頂き、タイル貼りの炉台にアンコールの組み合わせで決まりました。こうして昨年12月にログハウス、薪ストーブ、森暮らしを手に入れることができました。

いざ、薪ストーブを使ってみると、なかなか温度が上がらない、ガラスが煤で黒く曇ってしまう、太い薪にうまく火が燃え移らないなど、いきなりの壁にぶち当たってしまいました。そんな試行錯誤の数日後に、中野さんが見に来てくださって、「熾きが少ないよ。火床全体に熾きを作ってくださいね。」と的確なアドバイスを頂き、さらには、原村店に足を運んで実演でストーブの焚き方をじっくりと教わるなんてこともしました。その結果、これまでの焚き方とはガラッと変わって、家の隅々まで暖かくて快適なストーブ生活を送ることができました。

また、私にとってストーブ生活の楽しみが薪作りです。一年に使う量の半分は原木で購入して、残りの半分は森に入って間伐材を頂いています。薪作りは大変な作業ですが、庭に徐々に積み上がっていく薪を見ていると「これで今度の冬も暖かく過ごせるなぁ」と幸せな気分になります。

今年の冬は、薪ストーブを暖房器具として使いこなすだけで精一杯でしたが、ストーブ料理やシーズンオフのメンテナンスなど、身に着けたいことが山ほどあります。まだまだ薪ストーブ1年生の我が家ですが、いつかは何でもこなせる『ストーブマン』のようになりたいです。

スタッフからのコメント

いつも笑顔が絶えない村木さんファミリーはどんな事にも意欲的です。薪ストーブに限らずガーデニングにも熱心に取り組んでいるようで・・・今度近くを通った時に覗かせて下さいね!
(スタッフ:中野)