■ 原村店のストーブ展示 模様替え(2)

なんだか陽射しも春らしくなり、僕はそろそろ残雪の山に登りたくてうずうずしていますが皆さんはお元気ですか。

本日、原村店は定休日。
そんな暖かい日和の今日この頃ですがストーブマンは全員出勤です…。

先日のブログでも紹介した原村店のストーブ展示室のリニューアルが着々と進行中していますが、今回はその2回目として、バーモントキャスティングスのイントレピッドⅡのストーブステージの製作の様子をリポートします。

今回の炉台のテーマは…
「誰でも出来る!しかも簡単に短時間で出来る!さらにはモルタル不要で出来る!!」です。

なにかの通信販売のキャッチフレーズ?!のようですが、この炉台は大まかにいうと…
不燃のボードの上にレンガを敷き詰めて四方を木枠で固定するだけ。

いたってシンプルな炉台なのですが、展示用だけでなく実用性もあるのでストーブハウスでは炉台をお客さんが自作するときにはよくオススメする方法なんです。

まずは使用するレンガやイメージ寸法に合わせて下地の不燃ボードをカットします。

この時点でしっかりと炉台の寸法が決まっていればあとはこの下地に合わせてレンガをカットして敷き詰めるだけになります。

今回は展示用なので最小の寸法になりますが、実用性を考えると炉台は大きいに越したことはないですね。

次に下地の不燃ボードに合わせて木枠をカットして加工します。

ストーブマンUは以前に建具関係の仕事をしていただけあって、専門の道具がなくてもきれいに仕上げています。
同時進行でレンガもカットしますが、カット時には必ず防塵マスクとメガネを忘れずに!!

あとは展示スペースに下地の不燃ボードを敷き、木枠をはめこんだ後にカットしたレンガを敷き詰めるだけとなります。
今回は下地の不燃ボードは床にビスを打ち付けていないので、もし展示スペースを変えるような時でも自由に移動が可能になります。

最後にイントレピッドⅡを据え付けて全工程の終了となります。

作業は全てストーブマンU が行いましたが、全工程あわせても4時間弱。

今回はグレー調の解体レンガを使用していて、一部欠けていたり、やや寸法が違ったりしていますが、逆にそのぐらいの方が全体的に馴染んで良い風合いとなり仲々の出来栄えでした。

皆さん、是非その完成具合を見にお越し下さい。

次回は同時進行で製作したタイル貼りの炉台をご紹介しますのでお楽しみに!!