■ 角トップの特徴
煙突のトップにはいろいろな種類があります。
以前もご紹介したかもしれませんが角トップというルーバー状のトップをご存知ですか?
このようなトップをよく見かけますね。
外観はどっしりと大きく、ルーバー部分も屋根との相性も抜群だと思います。
しかし、天板部分を外して煙突部分の確認をすると、ほとんどのお客様が下の写真のようにタールがこびりついています。焚き方や薪の乾燥によっても個人差はありますが角トップの形状ではうまく焚けていてもこのような悪い煤がついてしまいます。
角トップのメリット、というよりは躯体を立ち上げることにより頑丈で雪害などの被害を受けにくくなるということはあります。
(ただし建物の構造にしっかりと組まれた施工というのが前提です。)
躯体のメリットを引用して角トップのルーバー状のものではないチムニーフラッシングというものをオススメしております。
躯体より上にさらに煙突を追加して丸トップをつける。
これだと排煙、煤の問題が解消されます。
外観は角トップとは異なりますし、好き嫌いはありますが薪ストーブが悪い煤により焚くことが困難だと意味がありません。(煙道火災等の軽減にもなると思います)
角トップでメンテナンスをあまりしていない方や煙の抜けが悪い方など気になる方はお気軽にご相談ください。
点検させていただき適切なアドバイスをさせていただきます。
2015・8・4 ストーブマンM