別荘ライフの憧れ、ステータス、それは暖炉。家の中で直火を熾す悦び、炎をヴィジョンにして優雅に寛ぐ…日常では決して味わえないその愉しみを求めてヒトは別荘へと足を運んだのだろう。この時代の暖炉といえばもっぱらフリースタンディング型。ディズニーや往年の名作映画などでよく描かれるような壁付き暖炉ではないのが特徴的。暖炉といえば聞こえはいいが、あくまでインテリア重視であり、暖房効果が弱かったものを壁から独立させ、少しでも本体からの熱を暖気として発する自立式のこのスタイルは現在主流の薪ストーブの原点なのかもしれない。デジタル化がますます進むなかで、時代に逆光するアナログヒーティングシステム、薪ストーブが少なからず今なおニーズがあることを思えば、この時代に普及したフリースタンディング型暖炉への感謝の気持ちを感じないわけにはいかない。お湯を沸かそうなどという実用性を一切削ぎ落としたスロープ状のトップ、円柱ペデスタル、コーナーにセッティングすることしか想定しえないデルタデザインは一見、無骨に見えるが、全体的にどこか北欧の洗練されたアーティスティックな優雅さが垣間見える。敬意をこめて、世代交代。#ストーブハウス原村 #八ヶ岳の薪ストーブ専門店 #茅野市#長野県#山梨県#暖炉#良い時代#先人#バブル#景気#薪ストーブ#感謝#改修#リニューアル#アウトドア#別荘暮らし #別荘ライフ #スウェーデン#北欧#ベルギー#ヨーロッパ