■ イントレピッドⅡのオーバーホールです。
いよいよ薪ストーブシーズンの到来となり、我らストーブマンたちも薪ストーブの設置に煙突掃除に東奔西走中です。
今回、ご依頼いただいたのは薪ストーブのオーバーホールです。
お客様は、94年に当社でバーモントキャスティングスのイントレピッドⅡを設置したお客様で、ご自身より持ち込みいただいてのご依頼となりました。
まずはどのパーツが使用できてどのパーツが交換の必要性があるかを判断し、お見積りをご提示の上でいざオーバーホール開始ということになるのですが、ストーブ内を覗いてみてなるほど・・・。
(パーツの破損はもちろんですが、スス汚れもかなり・・・です。)
16年もの長きに渡ってお客様を温め続けてきた歴戦を物語っているようでストーブの核心部である触媒はもちろんのこと
二次燃焼ボックスやダンパー周りのパーツはすでに適性使用の限界を超えていました。
とはいえ外観の鋳物パーツには一切の歪みやひび割れ、気密の漏れなどは全く確認できなかったので内部のパーツをしっかりと
交換すれば再び命を吹き返す状態です。
そうなるとストーブマン魂に火がつくのは言うまでもなく、早速作業にとりかかります。
(スロートフードの状態は歴史を物語っています。)
まず火室内のあらゆるパーツを全てばらし、内部の清掃を実施します。
この時に並行して各パーツのチェックと調整を行いつつ、各部を止めるネジ・ボルト類までもきれいに磨き上げます。
ストーブ本体もサビや汚れを充分に落とし、専用の耐熱スプレーで全体を塗布します。
次に交換パーツを手順良く取り付け、薪ストーブにとって最も重要な各扉の気密チェックを実施します。
問題があればガスケットロープも交換し、ロック具合をしっかりと調整します。
いよいよ可動部の最終チェックを経て全作業は終了となります。
見事に甦ったイントレピッドⅡのお披露目!!といきたいところですが、ごめんなさい・・・
日々の業務に追われてしまって写真をまだ撮ってません・・・。
次回のブログでご紹介しますのでしばしお待ちを。
10・10・11 ストーブマンN