■ ようやく自宅の薪ストーブをメンテナンス・・・
ストーブマンにとってはこれからが仕事本番!
設置工事やメンテナンスはいよいよ本格化し、日々多忙のスケジュールとなっています。
特にメンテナンスに関しては夏がシーズンオフ。
今時期に薪ストーブと煙突のメンテナンスをご依頼される方がやはり多いですね。
我々ストーブマン達は往訪の際には、
「ストーブと煙突はシーズンが終わったらすぐにメンテナンスをしてくださいね。」
「冬の間に家を暖め続けてくれた薪ストーブ、いつまでもススだらけではかわいそうですよ。」
「シーズンオフの早いうちにストーブをクリーニングしてあげないとサビが発生しますよ。」
などと専門家としての助言を一丁前に述べるのですが・・・
人のフリ見てわが身を・・・とはまさにこのことで、自宅のストーブはまだ昨冬のままでな~んにもしてません (怒!!)
また同時開催の体験イベントではストーブハウスオーナーの奥様主催によるヨガ教室も行われ、大いに盛り上がりました。
(何か掘り出し物あるかなぁ~。)
さすがに梅雨が明ける頃には「やばいっ!!」と思い、重い腰を上げてようやく自宅ストーブのメンテナンスを行いました。
まずは煙突掃除から。
うちは壁出しの煙突施工ゆえに室内の煙突を外し、まずは横引き部分と室内の煙突にブラシを通します。
(屋根出し施工なら煙突をいちいち外す手間もなく、室内を汚すこともないので、やはり煙突は真っ直ぐストレートがいいですね・・・。)
(我が家は壁出しの煙突施工なので屋根の妻側ぎりぎりに立って煙突ゴシゴシです。結構な高度感です・・・)
次に屋根上に上がり室外部の煙突掃除です。
最もススの付きやすいトップ部分はワイヤーブラシでこすり落とし、煙突内はブラシを通すのですが、我が家の場合は「ひぇ~、おっかない」。
足がすくむような高さの場所でゴシゴシです。
ストーブマンゆえ、プロがしっかりと完璧に薪ストーブを使用したところでススが一切ないなんてことは勿論ないので炎天下の中、屋根上で15分ほどトップと煙突掃除に費やしました。
(すでに汗だくです・・・。)
(いいススはサラサラの砂状です。皆さんも要チェックですよ。)
次はいよいよ薪ストーブ本体のメンテナンスです。
パーツの分解に始まり、ストーブ内のブラッシング、触媒の清掃、ボルトの増し締め、ガラスの磨きなどなど・・・通常業務でこなす項目を着々とこなしました。
いや、着々じゃない。
途中、何度もわが子に邪魔をされました。(笑)
最近、二歳を過ぎてからというものの何かと言葉を発すようになったのですが、この頃の一言ブームは・・・ 「うるしゃい(=うるさい)」。
掃除機の轟音に腹を立てるのか、機関車トーマスのDVDの音が聞こえないのか・・・常に「うるしゃい!!」の連発。
(グリドルの内側です。この姿を見ると一冬よく頑張ったねぇ~と思います。)
気付けば1時間半が経過です。(汗びっしょり、手は真っ黒・・・ もう嫌ぁ~~!!)
それでも何とか全メンテナンスを終了し、特段ストーブ内部の異常も見られなかったので一安心です。
(右奥からブラッシング、擦るとキレイに元通りです。ちなみにグリドルの内側の付着ススの状況で使用状態がある程度分かります。我が家の様にブラシで軽く擦って取れるススなら良好で、全体が黒光りして擦っても取れなければやや低温での使用か薪の乾燥不十分が考えられます。)
ほっと一息、恒例のノンアルコールビールを一気に喉へ流し込んで、「ちらっ」とわが子を見れば・・・
気持ち良さそうにお昼寝です・・・。
(散々、パパに文句を言った挙句にもう寝たんかい!!) (泣)
2011・7・28 ストーブマンN