■ 古民家改修での一コマです。
先日、永くヨツールのF500をご使用のお客様からのご依頼で、自宅をリフォームするとのことで再度ストーブを据えつけてほしいとのご依頼を受けました。
こちらのお客様のお宅はまさに古民家!!
(天井の高さはまさに古民家!! 圧巻です。)
太い梁が天井部を横切り、これでもかというほどの太い柱が随所に立ち上がっており、今の住宅建築には見られない構造同士もしっかりと組まれた仕口で連結されている…、まさに重厚感のある住宅なのですが、どのようにリフォームされるのか民家建築に興味のあるストーブマンNとしても(自分の仕事はそっちのけで)とても気になるところでした…。
この改修を手掛けるのは岡谷を拠点にして古民家の改修を得意とする株式会社やすら樹さん。
代表の岩垂さんはとても穏やかな方ながら親方の雰囲気も持ち合わせており、また大工さんたちも若い方中心でとてもエネルギッシュな雰囲気を感じました。
新たに塗り込まれた漆喰壁に漆塗りされた柱、そして本来の風合いを崩さずに吹き抜けや工夫された間仕切りなど現代風にアレンジされたリビング。
代々受け継がれてきた住居を、引き継いでいこうというお施主様の想いと、その想いを丁寧に汲みとり、新たな命を吹き込む古民家改修というお仕事。
何ともロマンを感じますね。
ストーブマン達といえば一旦ストーブを引き上げて、少しの煙突の組換えや補強工事はあったものの、再度ストーブを据えつけなおすだけの業務だったにもかかわらず、この仕事に携われたことに誇りを感じました。
(新たなステージと住空間に嬉しそうなF500です。)
「う~ん、惚れ惚れする梁だなぁ…」と一人天井を見上げてニヤニヤしているストーブマンNでした。
2014・10・13 ストーブマンN