■ その先にあるもの 千葉尚利 さん&沙織 さん

薪ストーブを使い始めて4年経ちました。

家を新築する際に一緒にデファイアントを入れた当時は夫婦二人だった我が家も、この4年間の間に子供が生まれ4人家族になりました。今は薪ストーブにはゲージがつけられ、いたずら防止の為に夏でも設置したままの生活です。

思えば子供のいる生活の中で、ストーブのある生活はとても重宝していた気がします。
どんなに冷える夜でもオキ火のお陰で夜中の授乳も寒い思いをせずに済みましたし、毎日出る大量の洗濯物もすぐに乾き、特に子供が吐いた時なんかは大活躍でした。
外へ出るのを躊躇してしまう長い冬の楽しみ方の一つの手段としてももちろんで、焼きイモに始まり、ピザ、パンなど子供と一緒に楽しめる料理が出来るのも嬉しい限りです。
今は子供が小さい為、薪作りは主人一人の仕事になっていますが、もう少し大きくなったら家族総出の仕事にしていきたいと思っています。

冬場の暖を確保する為に家族で薪を作る。
今の便利な時代の流れには逆行しているのかもしれません。
でもそこには人間生活の本質的な大事な物があるような気がするのです。
火もしかりで、私たちが炎を見ていると何故か気持が安らぐ理由。それは私たちの中の人間の原始的な部分に訴えかけてくる物があるからだと思うのです。始めは冬場の暖房の為、薪が手に入りやすい環境であった為に購入を決めた薪ストーブですが、思っていた以上に色んなオマケが付いて来て、とても得したような気がしています。

ただ暖を取るためだけの物から、その一歩先にあるもの。
それが生活を豊かにしてくれ、この先も楽しみをたくさんくれるものであることに間違いありません。そして子供達が何を感じ、何を得ていってくれるのか、何を与えてあげられたのか、これから楽しみに思うところです。

スタッフからのコメント

子育てに大活躍の千葉家のデファイアント。薪ストーブと楽しい冬を過ごして大きくなる子供たちが羨ましいですね。
(スタッフ:進藤)